創業以来、80年にわたり安定経営を続けています。
タザワ製作所の創業は1937年。足立区北千住に工場を構え、部品加工業を開始しました。その後数度にわたり社名を変更しながら、巴工業株式会社様とニダック株式会社様を主取引先とし、年間を通じて安定的に部品加工などの業務を受注し、80年以上安定経営を続けてきました。この「安定経営」は、経営者が3代目となった後も、リーマンショックや東日本大震災の際も変わることなく継続されてきました。

遠心分離機の部品の製造加工で、
社会インフラを支えています。
タザワ製作所では、主に遠心分離機の回転部分の製作加工を手がけています。遠心分離機は社会のさまざまな分野で使用されており、弊社が部品加工した遠心分離機は、下水処理場などの公共事業や食品メーカー、石油元売会社などで使用されています。遠心分離機がなければ混合物を分離することはできず、ろ過することも不可能です。つまり、縁の下から社会インフラを支える役割を果たしています。

難削材のステンレス加工にも
長年の経験と高い技術力で対応。
弊社が取り扱う部品のほとんどはステンレス製です。ステンレスは水・酸・アルカリに強く、錆び・腐食などを起こしにくいのが特徴で、一般的に難削材でもあることから、加工には技術と経験が必要です。弊社は数十年にわたり培ってきたステンレス加工技術を活かし、機械の送りスピードなど、ご要望に応じた加工をご提供しています。

開放的な空間に最先端の機械を配置。
新旧両方の加工技術が可能です。
川口工場は2000年に竣工した、面積441㎡、最先端の加工機械を備えた工場です。3階建ての開放感あるスペースに、大物加工を高効率で対応するMazak社製「SLANT TURN NEXUS 550M」や、あらかじめ入力したプログラムにより自動加工できる東芝製「横中ぐり盤 BTD-110R16」などを配置。もちろん、昔ながらの職人の腕が発揮される旋盤機械も多数揃っており、新旧技術の長所を活かした金属加工が可能です。